この前、テレビでセパタクローの大会のニュースを見ました。
実は「セパタクロー」という言葉を聞いたのは、その時初めて。
「きっとマイナーなスポーツなんだろうな~」
と思ったんですが、調べてみたら実は世界ではかなりメジャーなスポーツだったんです!
ということで、セパタクローのルールとみどころについて簡単にまとめてみました。
セパタクローって何?どんなスポーツ?
簡単に言えば、足しか使っちゃいけないバレーボールのようなものです。
セパタクローという名前は
「セパ」=マレー語、「タクロー」=タイ語 で「ボールを蹴る」という意味なんだとか。
日本ではまだあまりメジャーではありませんが、
なんとアメリカでは四大スポーツのうちに入るくらい人気のスポーツだったんです!
発祥や歴史を簡単に紹介
セパタクローの始まりは9世紀頃(西暦801年から900年までの間)。
東南アジアで行われてきた伝統的なスポーツだそう。
日本では平安時代前期。蹴鞠(けまり)が宮廷競技として楽しまれていた時期ですね!
蹴鞠のルーツは中国からだそうですが、何か縁を感じますね(笑)
歴史が古いスポーツですが、公式ルールが作られたのはおよそ60年前(1965年)。
徐々に世界中に広まっていきましたが、それまではもっぱら男子のスポーツでした。
現在では-1997年に世界選手権でも女子の公式種目になっています。
日本ではまだまだ知名度は低いとはいえ、日本代表選手たちもとても活躍しています。
アジア大会では銅メダルや銀メダルなど、なかなかの成績を収めているんです。
最近では大学のサークルや高校の部活なども増えてきているようですし、その人気は年々上がってきているようです。
セパタクローのルール
試合の様子を見ているとまさに「バレーボールの足バージョン」のようなんですが、
ルールはバレーボールに似てるようで実はちょっと違います。
ネットを挟んで2チームで対戦する、3回でボールを返すといったところはバレーと同じ。
違うところはというと、
・3人制(4人制もあり)
・コートはバドミントンと同じ広さ、同じネットの高さ(女子はちょっと低い)
・手を使ってはいけない(ヘディングはOK)
・ボールは3回以内に返せばいいが、一人で3回ボールを蹴るのもアリ
・ポジションのローテーションはなし
・サーブは一人3本で交代、どちらの得点かは関係なく交互に3本ずつ
・サーブ時はボールを手で投げてもらってキックでサーブ
・ボールは小さく、プラスチックで編まれた軽いもの(昔は藤で作られていた)
といったところでしょうか。
とはいえバレーボールのルールを知っていればそんなに難しいことはないので、全く知らない人が見ても楽しめると思います。
テクニックが凄い!キャプテン翼みたいな足技
セパタクローの最大の見所は、やはりアクロバティックなアタックです。
手が使えないので当然アタックも足でするんですが、
ジャンプして回転しながら頭の高さでボールを蹴る姿はまさにキャプ翼!!
一歩間違えたら大きな怪我をしてしまいそうですが、それだけにすごく見ごたえがあります。
ちなみにブロックも当然足です。
その激しい攻防は見る人を熱くさせずにはいられません!
アタックを決めてから着地する姿がまるで猫のようですね!
コートは狭いですがとてもダイナミックです。
リアルタイムで観戦したらすっごく盛り上がりそう!
日本でももっとメジャーになってテレビでも見れたらいいのにと思ってしまいました。
まとめ
簡単にではありますが、セパタクローについて調べてみました。
・セパタクローは東南アジア発祥の、足でするバレーボールのようなスポーツ
・世界ではかなりメジャーなスポーツ
・プラスチックで編まれた小さな軽いボールを使う
・アタックやブロックなどの足技がアクロバティックで見事!
セパタクローは今はまだオリンピック競技ではありませんが、オリンピックに加わる日も近いかもしれませんね!
個人的に楽しみにしています^^
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