春になり、地元のスーパーでもやっと
葉物野菜の値段が下がり始めました。
春キャベツが特売で出ていたので久しぶりに購入しましたが、
千切りにしたらなんとなく苦いような、ピリッとするような。。
次の日になったらかなり辛く感じるようになってしまいました。
実はキャベツが辛いと感じたのは今回が初めてではなく
以前にも、何回かあったので
なぜキャベツが辛いのか、辛くなるのか
辛いキャベツでも何とか辛みを抜いたり
おいしく食べる方法はないか調べてみました!
キャベツが辛いのはなぜ?その原因とは
キャベツは、アブラナ科の植物。
実は、ワサビや大根と同じ種類なのだそうです。
キャベツの辛味って、そういわれてみれば
大根の辛味に似ていますよね。
アブラナ科の植物には
イソチアシアネートという成分が含まれていて、
このイソチアシアネートに辛味があるのだそうです。
ということは、もともとキャベツには
多少なりとも辛みが含まれているということですね。
今現在、流通しているキャベツは、
品種改良で辛味を抑えているのだそうですが、
まれに辛みが強く出てしまうものもあるようです。
「先祖返り」と言われ、
どういうわけか改良前の特性が強く出てしまうものが
あるそうなんです。
いわゆる「はずれ」というやつですね(笑)
その他、
春夏のキャベツには辛みが出るものが多いといわれているそうです。
そして、キャベツにもいくつか品種があるのですが
品種によっても辛みが出やすいものがあるようです。
とはいっても、私のような
スーパーにおいてあるものを買うだけの一主婦には
キャベツの品種は見分けがつかないわけです。
辛いキャベツを手にしてしまったときは
どうすればいいのでしょうか?
辛いキャベツの対処法!おいしく食べるには
さきほど、キャベツの辛み成分として挙げた
イソチアシアネートは、ポリフェノールの一種で、
水に溶ける成分のようです。
なので、あまりに強い辛味でなければ
切ったあと水にさらすと和らぐそうです。
それでも気になる場合は水にさらした後
お味噌汁やスープなど煮込み料理に使うと良いそうです。
確かに加熱するとキャベツの甘みが増しますね。
一度、この方法でスープにしたことがあるのですが
何となく大根のような味が残ってしまったことがありました。
なれば、いっそのこと大根と一緒に
スープにしてしまえばいいのでは!?
もしくは、大根に合う味付けで料理すれば
意外といけるのかもしれません。
切ったものは時間を置くと辛くなる!
イソチアシネートは、キャベツを守る成分。
なので、細かく刻めば刻むほど、作られ、
辛味や苦みを感じるようになるそうです。
千切りにしたときに辛味をより感じるのはこのためです。
そして、時間がたつほど辛み成分が増えるので
余計に辛くなってしまうのです。
千切りにしたときは冷水にさらすこと、
そしてなるべく食べる直前に切ること、
切ったものを保存するときは空気に触れないように
軽く水にさらしてから密封するのが良いそうです。
キャベツを一玉買ったときは、ざっくり切らずに
一枚一枚外葉からはがして使うのが良いと思います。
まとめ
辛みはもともとキャベツ自身が持っている
成分であったことがわかりました。
しかし、甘いキャベツの美味しさを知っていると
なかなか辛みは受け入れられませんね。
実はなんと、今回調べていく中で、
アブラナ科の植物がもつイソチアシネートには
癌や腫瘍ができるのを防ぐ、抗がん剤になるという
驚きの効果があるということがわかりました!
辛い辛いといって嫌わずに、
身体にいいと割り切って食べてしまうのも
いいかもしれませんね(笑)
ワサビなどの辛み成分も、がん細胞を殺すと言われているので、
キャベツもそうなのかも知れませんね。
逆に、積極的に摂りたいです。
(「キャベツ 辛み成分」で検索して辿り着きました。)
コメントありがとうございます!
どうやらワサビもキャベツと同じアブラナ科のようですね。
同じ成分の辛みなのかもしれないですね^^
ほんと、知れば逆に取りたいくらいです!