9月6日の未明に北海道で震度6強の地震が発生しました。
家が倒壊したり土砂崩れが発生したりして、被害も大きくなっています。
そこで、震度6強がどれくらいの強さなのかまとめてみました。
震度6強ってどれくらいの強さ?被害は?
震度6強ともなると立っているのが難しく、這わないと動けないくらいの大きさです。
まれに跳ね飛ばされてしまうこともあるくらいだそう。
とくに直下型の地震だと、緊急地震速報が間に合わず、突然下から突き上げるようにドンッと揺れが来ます。
古い家や耐震性の低い建物だと倒壊してしまうことがあります。
耐震性の強い家でさえヒビが入ってしまうことがあるそうなので、その威力の強さが感じられますね。
また、ガラスが割れたり固定していない家具が倒れてきてしまうので、怪我や逃げ遅れの可能性も高くなります。
直下型ですとダイレクトに揺れが来て、今回の北海道の地震のように山肌が崩れ落ちることもあります。
震度7を記録した新潟県の中越地震でも、山肌が崩れ落ちました。
また、地盤が割れて、沈下、逆に盛り上がったりなど地形も変化してしまうことがあります。
自然の力の強さ、怖さを実感しますね。
震度6強、マンションは安全?木造は?
都市部などでは高層マンションが増えてきていますが、マンションの安全性はどうなんでしょうか?
最近のマンションであれば耐震構造がしっかりしているものが多いので、
ガラガラと崩れてしまったり倒れてしまうなんてことはないそうです。
少なくとも1981年以降に建てられたものならまず大丈夫だそう。
しかし、免震構造のマンションだと大きく揺れることで負荷を逃すようにできているので、
高層階だとかなり揺れます。
2015年のものですがYOUTUBEに実験動画がありました。
倒れこそしないもののコンクリートの基礎にひびが入ってしまいますね。
逆に木造の古い建物であれば、震度6強だと倒壊の危険性があります。
こちらも1981年以降に建てられたものなら耐震基準に基づいているので基本的には大丈夫ですが、
それ以前に建てられたものや、傷んできているところがある建物は十分注意してください。
これは2013年の動画で、建設会社のものですが、
標準とされる家が一階部分が潰れそうです。
古い家に住んでいる場合、何かしら対策をしないと
このようになってしまう可能性があるということでしょうか。
マンションでも木造建築でも、建物自体が崩れ落ちることはなくても、割れたガラスが落ちてくる、
家具が移動する、倒れてくるなどの被害はには注意しておく必要があります。
こちらも2013年の動画です。家は無事ですが、
家具が入っている家の内部が強く揺れる映像はぞっとします。。
このようにして見てみると、耐震対策の重要性を感じますね。
まとめ
最近では震度3や4くらいの地震は日本全国で毎日のように起こっています。
ですが、さすがに震度5以上になってくると被害が大きくなってきますね。
普段から家具をちゃんと固定したり、防災グッズを準備しておく、避難所の確認をしておくなど、できることはたくさんあります。
自分や家族を守るためにもしっかり備えておくことが重要です。
わかってはいるけれど、そういう私も、日常的にお風呂の水を溜めておくくらいの備えしかできていません…。
いつどこで起こるかわからない地震、備えておいても歯が立たないこともあると思いますが
備えに助けられる可能性を信じて、改めて普段の備えをしっかりしていきましょう。
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